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創業支援・第2創業支援

【創業支援事例】事業計画の「翻訳」が、1000万円の融資と個人保証なしの好条件を引き出した舞台裏

「完璧に書き上げたはずの計画書が、金融機関には響かない……」

今回サポートしたのは、大手ITコンサル出身のクレバーな若きCEO。しかし彼が緻密に練り上げた事業計画は、皮肉にもその「精緻さ」ゆえに金融機関との間にズレを生んでいました。
本記事では、私たちがどのようにその「専門的な計画書」を「銀行に刺さる武器」へと翻訳し、満額融資と「代表者個人保証なし」という最高条件の獲得に至ったのか、その舞台裏を公開します。

1. 相談時の状況 完璧な計画書が抱えていた「盲点」

相談者は事業を始めたばかりのスタートアップのCEO、大手コンサルティング会社出身のクレバーな方で、ご自身で作成された事業計画書は緻密に書き込まれたものでした。

しかし、一度ご自身で金融機関に相談に行かれた際の反応は、予想に反して芳しくないものでした。

「内容が正しく伝わっていない気がする」

そんな違和感とともに、私たちの元へ相談に来られました。

2. 私たちの支援内容 専門家の視点で「情報の取捨選択」を

計画書を拝見してすぐに理由がわかりました。内容は素晴らしいのですが、専門用語が多く金融機関の担当者にとっては「難解」な印象を与えていたのです。
そこで、私たちは以下の「翻訳作業」を提案しました。

・「要点の整理」と「引き算」:
 金融機関が本当に知りたいポイントに絞り、重要度の低い情報はあえて削ぎ落としました。

・視覚情報の最適化:
 ワードベースの計画書で画像が多すぎると、かえって読みづらくなります。画像の数を絞り、それぞれに必ず「テロップ(注釈)」を添えて、一目で意味がわかるように改善しました。

・「面談」というライブを活かす戦略:
 すべての情報を紙に詰め込むのではなく、あえて「面談時にデモ画面で説明する」要素を残すことを提案。担当者の関心を面談の場で惹きつける設計にしました。

この提案に、CEOからは「金融機関からは難しく見えていたのか!」「驚くほど読みやすくなった」と、深い納得の声をいただきました。

3. 結果 満額融資、そして「個人保証なし」の快挙

ブラッシュアップされた計画書は、金融機関から高く評価されました。
結果は希望額1000万円の満額融資、さらにスタートアップにとっては非常に大きなメリットである「代表者個人保証なし」という最高の条件を獲得することができました。

融資実行後、この企業はシェアードオフィスから念願の個室オフィスへと移転し、新たにスタッフも雇用。事業拡大に向けた大きな一歩を踏み出されています。

【データ】
支援期間:2024年7月~2024年11月
支援回数:計5回
支援場所:東京都渋谷区
ステータス:支援継続中

ポイント 事業計画書は客観的な視点で

  • 優秀な方ほど自分の事業を客観的に見るのは難しいものです。
  • 第三者の視点を入れることで計画書は武器に変わります。

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